コロナ禍での妊娠・出産にあたり、里帰りで出産することを悩んでいる妊婦さんも多いのではないでしょうか?

わたし、すてらは1人目は実家のある秋田県で里帰り出産、
2人目は里帰りせず現住まいの仙台市で出産しました。
この記事では里帰りして出産することのメリット・デメリット、
里帰り出産せずに出産することのメリット・デメリットや活用したサービスなどをまとめました。
里帰り出産する場合
里帰り出産のメリット
・産後にしっかり体を休めることができる
・地元の友人や親類と会うことができる
実家などへ里帰りした場合、実家の家族のサポートをうけて赤ちゃんの世話に専念することができます。
産後の体はダメージが大きく、赤ちゃんのお世話もギリギリの状態。
里帰りすることで、家事全般や沐浴などのサポートを受けることができ、
しっかり体を休めることができます。

授乳とオムツ替えのほかは寝て休むことができました!

沐浴は産後のママが1人でやるのはけっこう大変!腰を痛めることもあるので、家族に頼れるならどんどん頼ったほうがいいよ!
産前・産後それぞれで地元の同級生が会いに来てくれて、久しぶりに昔話に花を咲かせることができたのもいい思い出。
里帰り出産したことで、仙台で勤務してからゆっくり会えなかった友達やいとことゆっくり話したり、
すでに子育てしている友達の経験談などを聞いたりすることができました。
実家に住んでいる祖母もひ孫との時間を喜んでくれました。

産前・産後のたまりがちだったストレスも、友人と沢山話をすることで解消できました♪
里帰り出産のデメリット
里帰り出産したことで、デメリットに感じた点は以下の5つです。
①受け入れできる産院を探す必要がある
②移動や荷造りの手間ができる
③パパと赤ちゃんとの時間が少なくなる
④交通費などの出費がかさむ
⑤育児について口出しされることも
①受け入れできる産院を探す必要がある
里帰り出産する場合、里帰り先で分娩受け入れをしてくれる産院を自分で探す必要があります。
受け入れ先の病院によって、初回の診察の週数を指定される場合があります。
そのため早めに里帰りしておく必要があることも。

すてらの場合は、34週目に診察の指示がありました。
そのため、産休に入った翌週には秋田に移動することに…!
産院が変わるので、みてくれる先生や助産師・看護師さんが妊娠後期でガラっと変わります。

里帰り先での先生や助産師さんと相性が合わなかったら、けっこう残念よね…
②移動や荷造りの手間ができる
産前から産後まで、少なく見積もっても2ヵ月以上は実家に滞在することになります。
自分の衣類や生活用品のほか、生まれてくる赤ちゃんの衣類や生活用品などを実家に運んでおく必要があります。
沐浴用のベビーバスや、ベビーベッド、赤ちゃんの布団などはけっこうな荷物になりました。
すてらは第1子が4月5日出産予定日だったため、
2月20日頃に秋田へ移動、1ヶ月健診終了後の5月15日頃に仙台へ戻るスケジュールでした。
冬服と春服どちらも必要になり、大荷物でした。
電車や飛行機などで里帰り先へ移動する場合は、荷物を梱包して実家や自宅に配送する必要がでてくるかと思います。
③パパと赤ちゃんとの時間が少なくなる
すてらの実家のある秋田県某市と、自宅のある仙台市は高速道路を利用し、車で片道4時間30分かかります。
そのため夫も頻繁に息子に会いにくることができませんでした。
実家と自宅が近ければもっと時間がとれると思いますが、
配偶者の実家は気を遣ってしまうパートナーは多いので、
自宅のようにゆっくり赤ちゃんと過ごすことは難しいのではないかと思います。
④交通費などの出費がかさむ
我が家の場合
- 里帰りの移動のための交通費(高速代+燃料代で往復約3万円)
- 夫が会いに来る際の交通費(産前・産後合わせて合計3往復。合計9万円ほど)
- 実家でのすてらの生活費(一括して母に10万円渡しました)
で合計22万円ほどかかりました。
車で移動できたので、衣類や育児用品などは都度車で運ぶことができましたが、
電車で移動して荷物を送る場合はこれに加えて荷物の配送料などもかかってきます。

実家が遠方だと、交通費だけでけっこうな額になります…!
⑤育児について口出しされることも

里帰り中なんだけど実母の育児マウントがストレス!
自分の時はもっと大変だった、どのお母さんも皆んな通る道だから〜、これで女として一人前に、云々。

一人目里帰りしたけど、家事以外基本放置で育児は全部独りだったな。シャワー時だけ預けて、遅いって毎日文句言われた。

里帰りで1ヶ月いた時に実母と姉に「お腹すいてるんじゃないの?」と頻繁に言われることがストレスだった。お腹がいっぱいならすぐ寝る赤ちゃんばかりなら、誰も苦労してない!(怒)
育児経験があり、頼れる母。
自分も子育てをしてきたという自負から、育児についてあれこれ口出ししてきたり、
昔の子育ての方法を押し付けてきたりすることがあります。
本人は悪気がなく、良かれと思ってやっていることが多いので、ストレスを感じることも…。

すてらの母も、「沐浴後には白湯あげないとだめ!」と異常にこだわっていて、
あげなくてもいいのに勝手に白湯あげたりされてストレスでした…
授乳しても泣き続けるときは決まって、「母乳足りないんだね~」とズケズケ言われたりして落ち込むこともありました…
(健診で計ったら体重は順調に増えていたので、眠くて泣いてた可能性大です)
里帰り出産しない場合
里帰り出産しないメリット
①同じ産院で診てもらえる
②それまでの生活のスタイルを変えなくて済む
③パパと赤ちゃんの時間が多くなる
①同じ産院で診てもらえる
里帰りしないので、途中で産院を変更せずに妊娠初期から出産までずっと診てもらうことができました。
※仙台市では、セミオープンシステムを採用しているので、
分娩施設のない産婦人科で妊婦健診を受けている場合は出産時は分娩設備のある病院で出産することになります。
詳細はhttp://www.maog.jp/opensystem.htmlをお読みください。
妊娠初期から出産までずっと同じ産院だったので
- 質問しやすい
- 相談がしやすい
- 入院や健診のイメージがわきやすい
ことがメリットと感じました。

早期から入院について質問ができたり、バースプランについて相談ができたり、
とっても安心でした!
②それまでの生活のスタイルを変えなくて済む
里帰りしないことで、
上の子の保育園を休ませずに通わせることができ、出産前日まで普段通りに過ごすことができました。
出産当日まで自宅で夫や息子と過ごすことができたので、
ストレスなく3人での時間を満喫することができました。
③パパと赤ちゃんとの時間が多くなる
退院後すぐ自宅へ戻ったため、生まれたての次男のお世話を夫にもお願いすることができました。
最初はおっかなびっくりだったオムツ替えや沐浴も、1週間ほどで夫も慣れて、
とっても頼れるパパに!!
新生児は生まれて1ヶ月で身長も体重もめざましく成長します!
生まれたてホヤホヤの赤ちゃんの時間はあっという間にすぎてしまいます…。
貴重な赤ちゃんの育児時間を夫と共有できたことで、長男と3人家族だったときよりも、家族の仲は良くなりました。
長男も以前はママべったりで、何かにつけて「ママじゃなきゃイヤ!」の状態でした。
しかし、里帰りしない選択をしたことで、
夫が産前から保育園の送迎をかわってくれたり、お腹に負担がかかるお風呂をかわってくれたり、
長男とかかわる時間も多くなりました。
その結果、自分からパパに甘えたりお願いするようになり、パパと長男との距離もうんと近くなったと思います。
里帰りしなかったことで感じたデメリット
- 特になし
里帰りしなかったことで、わたしが感じたメリットはありませんでした。
家事や上の子の保育園のサポートは、義母と実母が交代できてくれました。
もし家事や上の子の育児のサポートが得られない場合は、産後でもゆっくり休めないデメリットがあると思います。
また、義母と実母には我が家の一室で寝泊まりしてもらいましたが、
自宅に来客を泊めるスペースが確保できない場合もあると思います。
そういったケースでは
・家具・家電付きのウイークリーマンションやマンスリーマンション
・ビジネスホテル
などを手配する必要が出てくるでしょう。
そうした場合、里帰りする交通費等よりもコストがかかる可能性があります。
里帰りしないために準備したこと
- ①両家の母への事前のお願い
- ②陣痛タクシーの登録
- ③時短家電の購入
- ④宅配弁当の購入
①両家の母への事前のお願い
事前に今回の出産は里帰りしないと考えていることを、両家に伝えてありました。
妊娠がわかってからすぐに方針を伝えて、できたら仙台に来て手伝ってほしいとお願いしていたので、
どちらも仕事を調整して休んできてくれました。

義母は入院当日に急いで駆けつけてくれました…!
本当に感謝してます!!
もしどちらも手伝いが難しい場合は、
・ファミリーサポート
・産後ドゥーラ
・家事代行
・シッター
の利用も検討していました。
育児や家事負担の軽減のため、登録しておくことをオススメします。
②陣痛タクシー(ママサポートタクシー)
事前に登録することで、自宅から産院まで送ってくれます。
早朝でも深夜でも、破水していても優先的に配車してくれます。

すてらは深夜23時に陣痛がきたのですが、10分ほどで配車してくれました!
陣痛中は喋ることも困難な痛みが襲ってくるので、
あらかじめ登録した産院にスムーズに送ってくれて、とっても助かりました。
③時短家電の導入
ワーママ時代から、夫と相談しながら時短家電を導入していたのが大正解でした。
- 乾燥機付き洗濯機
- 自動食器洗い機
- ロボット掃除
この3つがあるおかげで、だいぶ家事の負担が軽減されます。
特に、乾燥機付き洗濯機はとってもいい働きをします。
入れてスイッチを押すだけで、洗濯から乾燥までできるので、
干す手間がないうえ、赤ちゃんの肌着や洋服が少ない数でもまわります。
オムツからの漏れや吐き戻し、汗などで赤ちゃんは1日何回も着替えることがありますが、
乾燥機付き洗濯機に変えることで、お洗濯のストレスが緩和されますよ。
④宅配弁当の導入
32週をすぎてから、本当におなかが大きくなり、台所にたつのがつらくなりました。
キッチンのシンクの高さと、ちょうどおなかの一番高いところが同じ高さで、
おなかが当たらないようにすると中腰になってしまい、腰が痛かったのです。
キッチンでの調理作業がなくなり、洗い物も最小限。
冷凍弁当は大活躍でした。

我が家ではnoshを活用中!

noshは美味しい上に低糖質なお弁当で、妊娠中の体重管理にもぴったりでした!
↓noshについてはこちらの記事で詳しくまとめています。↓
まとめ
里帰りして出産すると、実家で家事や育児のサポートをうけることができ、産後の体をゆっくり休めることができます。
その反面、自分以外の家族との共同生活でストレスを感じたり、
パパと赤ちゃんが過ごす時間が減ってしまうといったデメリットもあります。
移動や荷物の配送、生活費の負担が増えたりと経済的なデメリットも。
里帰りしない場合は、退院後すぐに自宅で育児がスタートするため、パパも赤ちゃんの成長を間近でみることができます。
自分の自宅なので生活スタイルを変えずにマイペースで過ごすこともできます。
しかし、家事や育児のサポート体制が十分でない場合はママの身体的負担も大きくなります。

パパの協力や母のサポート、時短家電、地域のサービスを活用することで、
里帰りしなくても産褥期を乗り越えることができました!
無理しないでまわりに頼ることが大切です。

イオングループの家事代行サービスです!
お試し90分5500円とお得なサービス中。
自分時間確保のため、ぜひお試しください♪

コメント