ハラスメント満載の職場を辞めてすっきりした

こんにちは。すてらです。
わたしが新卒で勤めた職場は、ハラスメント満載でした。
4年半勤めましたが、辞めたときはとてもすっきりしました。
ウワサ話、セクハラ(後述します。)、パワハラが横行していました。
仕事内容はあまり大したことないのに、セクハラ・パワハラがあるのでとても働きづらい職場でした。
辞めて数年立ちますが、本当に耐える必要なかったと思っています。
もし悩んでいる人がいたら、迷わず退職してほしいと思います。
同性同士でもあるセクハラ
わたしは当時、創設30年以上の療養病棟に、看護助手的な役割の介護福祉士として勤務していました。看護師長も女性、介護士長も女性。病棟配属に1名ずつ介護福祉士の男性の先輩がいる、というほぼ女性のみの職場でした。
院内の回復期リハビリテーション病棟にはPTさん、OTさんの男性がいましたが、ほぼ男性職員との接点はありません。そんな環境なのですが
新卒で挨拶したときに、まず第一声にお局さま的な先輩に
「すてらさん、職場内恋愛はしないように気をつけてくださいね。」といきなり言われたのが衝撃でした。新人挨拶の第一声でそんなこと普通言われるんですかね…?
わたしは「はぁ…そうですよね…」としか言えませんでした。
そのお局さまは、ことあるごとにわたしに向かって
「男子職員とは仲良くなりすぎないように」とか「なるべく胸がつぶれるような下着をつけるように」など、さも「わたしが男性職員に色目をつかう職員」かのような発言をしてきました。
これってセクハラじゃない?とわたしも悩んだのですが、相手が女性だっただけに、
自分の考えすぎかもしれない…
話を大げさにして職場にいづらくなったら困る…
と誰にも相談できませんでした。
結婚してもしなくても悪口を言われる
働き始めてから2年半後の22歳で、わたしは結婚しました。(その時の夫とは離婚しています。)
結婚したとき、周りからは「若いのに早いんじゃない?」「ちゃんと仕事辞めないで働くの?」「人が足りなくて忙しいんだから、いきなり妊娠なんてしないでね。」と言われました。
そのくせ、当時34歳の女性の先輩のことを裏で
「30歳すぎても独身なんて、自分の娘だったら恥ずかしい」
なんてひどい悪口を言っていました。これが一人二人じゃなく、何人も同じように話していたので、正直びっくりしました。
若くして結婚しても色々言われる。結婚しなくても陰で笑われている。
「このひとたちって、自分より後にきた若い職員は何してたって面白くないんだな」
と思いました。
パワハラもありました。患者さんの入浴介助が時間をおしてしまい、予定よりも15分遅くおわったときのことです。
看護師長に別室(密室)に呼び出され、
「あなたは結婚してからたるんでいる。若いうちに考えもしないで結婚したから、今日みたいなことになるのだ」と延々と1時間説教されました。
入浴介助が押した原因に明らかに無関係だし、普通にパワハラですよね…
妊娠してもしなくても悪口を言われる
ちょうどわたしが結婚して2年半が過ぎた頃、結婚して妊娠した先輩がいました。
その2ヶ月後に、後輩も妊娠が判明して入籍することになりました。
後輩の場合、「この忙しいときに続けざまに妊娠なんて勘弁してよ。」なんて言われていました。
そのくせ、わたしには「結婚したんだから次は赤ちゃんだね」と言っていました。
その当時、わたしは結婚からわずか2年半でしたが、結婚生活がうまくいかなくなっており、
「妊娠・出産なんて絶対ムリ」「赤ちゃんは欲しいけど、今の家庭では妊娠できない」と思いつめていたので、毎回「赤ちゃんまだ?」と言われるのは本当に苦痛でした。
しつこい人は本当にひどくて、「赤ちゃんの作り方しらないの?」なんていうひともいました。
「後輩に先をこされたんだから、頑張りなさい。」と言われたときは、
妊娠に「先をこされた」なんてない。
その人その人の体のこと、環境、タイミングがある。
無責任に、色々言わないで…といろいろ限界でした。
結婚や妊娠はとてもデリケートな問題です。相手が望んでいないのに、執拗にその話題について繰り返し触れることは、同性同士であってもセクハラになりえます。
ウワサが好きな人が多い職場はもう辞めたほうがいい
今では考えられないのですが、そのようにウワサをする人は
「自分が満たされなくて、とにかくヒマ」なんだと思います。
自分の仕事ややりたいことに夢中になっていれば、他人がどう生きていようが、関係ないはずです。
同じ職場で働くだけの人間のプライベートをあれこれ詮索してウワサするなんて、
成熟した大人のやることではありません。
そうしたウワサ話に振り回されて消耗する職場では、仕事に集中できなくて当たり前です。
仕事をしてるのに、ウワサ話に興じるくらいヒマ、ということは、仕事も楽しくないんです。
実際、当時の業務内容は、
創意工夫の余地もなく、ただ院内事故を起こさないように気をつけながら、
淡々とおむつ交換と入浴介助、寝返り介助、口腔ケアと見回りを繰り返していました。
悪口を言う人は変えられない。でも自分と環境は変えられる。
辞めるときに、一度母に相談しました。

職場なんだけど、結婚してから「子供まだ?」て毎回きかれるの辛いし、
結婚したことに対して「早すぎた」とか色々言われて辛いから仕事やめようと思ってる…

え~!新婚さんに「お子さんまだ?」て聞くのなんて日常会話のひとつでしょう。
それくらい我慢できなくてどうするの!
そんなコトでいちいちセクハラなんて、あんたが気にしすぎよ。
と一蹴されました。
わたしは、セクハラがあることについて、病院の総務や人事に相談しようかと考えていましたが、
母のように返される可能性も大きいな、と考えて、何も告げずにスッパリ辞めました。
お局さまたちが、セクハラやウワサ話をして、人を傷つけている自覚がないのなら、エライ人が注意したところできっと変わらないし、わたしには彼女たちを変えることはできないだろうと考えました。
下手に戦ってもムダ。戦う価値もない。逃げたほうが人生のタイムロスが少ない。
有給も全く使えず残っていたので、すぐに有給消化し退職したのでした。
まとめ
今回は、わたしが経験した、女性同士で起きたセクハラについてまとめてみました。
もし過去の私のように相手の言動について悩んでいる、ウワサ話でストレスを感じている人がいたら、
自分の貴重な人生を、ムダにしないよう、迷わず退職して環境を変えることをおすすめします。

ウワサ話やセクハラをする先輩から学ぶものなんて何もありません。
自分が我慢しつづける必要なんてないんですよ!
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